RECボタンで大爆発

コーポレートビデオグラファー。埼玉と映像機材と電気グルーヴを愛してます。

新しいカメラの発表と私の物欲

ついにSonyからα7RⅡの発表があった

http://japanese.engadget.com/2015/06/10/4240-35mm-7r-ii-cmos-4k/

 

これはすごい!なんていうモンスタースペック。

今までのα7Rは高画質だけで、映像を撮るには完全なオーバースペック

それよりもISO感度が欲しいんだよ、と思って遠ざけていたんですが、これはこれは。

 

気になるスペックは上記サイトを見ていただくとして、

映像制作者として気になる点をいくつか。

 

最大ISO値を10万2400へ 

 これはすごい。基本的なISOの考え方がCanonと違う、って意見もあるのですが

最大ISO値が高いとノイズも低いってことですからね。

それはα7sで体験済みなので、とても楽しみ。

 

やはり映像撮影をする場所を選べれば明るさを照明さんに頼んで〜〜とできるのですが、

僕のような下請け映像制作者では場所も選べないしイベントは勝手に進行する、

後ろからついていくタイプの映像が多いんですね。

 

限られた制約(人が多すぎて動けない、暗すぎて撮れない等)の中でいかに美しいものを見つけて

撮影するか、というのが僕の使命なんです。

 

その点で、「どんな暗いところでも明るくして撮れる」というのはとてつもない魅力なんです。

 

ボディ内蔵5軸手ブレ補正機構 

 これもとても嬉しいですね。

Eマウントレンズの悪いところは、レンズがどれも高い。

僕は何本かのレンズ以外はすべて他社製のレンズを使っています。

 

他社製のレンズだとレンズ内手ブレ補正はきかないので、ガッツでブレないようにするしかない。

しかしそのガッツも3時間、4時間と撮影していると無くなってきます。

 

そんなときにボディ内手ブレ補正があると、本当に便利ですよね。

α7Ⅱの手ブレ補正は素晴らしいので、単純にあれと同等なものが搭載されるとなれば、

手の筋力がなくても大丈夫!ガッツ無い日でもブレずに撮影できる!ということですね。

 

 

逆に言えば撮影の時にAFはほとんど使用しないので

像面位相差AF測距点はなんと399点

と言われてもピンとこない。へえ、すごいじゃん、という感じ。

 

買ったばっかりのα7sをもうサブ機に回すのは少し寂しいけど、

腕が無い分機材に頑張ってもらうしか無いであろう!

 

発売はまだ未定なようなので、また動きがあったら報告します。